毛筆

を習う

書を習うに書くばかりが能ではない

昔からの名蹟をいつも見ることだ

中川一政「書を書くこと」より

毛筆指導では学生と一般に対応しています。

学生では競書誌による各学年の課題を基本として

練習をしています。

また書き初めや展覧会出品の指導も行っています。

 

 

 

一般では「古典臨書」「創作」に分けて行っています。

双方ともに競書誌の課題を基本にしながら

各自の希望に添った指導をします。

 

 

臨書作品例

古典臨書

初めのステップは半紙での「古典臨書」を行っています。

古典とは書道史に残る有名な書作品で、

日本はもとより漢字発祥の地である中国や世界中の

博物館・美術館・個人蔵のものなど多くあります。

 

この古典と呼ばれる名品を手本として習うことは

書学習にとって欠くことのできない基本的な

学習過程であり、これが古典臨書です。

まずは「古典の重要性」をしっかりと理解し、

時代を超え悠久普遍に残る古典作品をじっくりと

鑑賞して欲しいと思います。

 

多くの古典は「人」や「時代」によって実に様々な姿を

見せてくれます。

心に響くものに出会ったとき、

「なぜ素晴らしいのか」を考えて

その技術の一端を手に入れるべく臨書を繰り返すことは、

いつしか自分自身の自信に繋がります。

 

またどのような書体、

書風に憧れを持っているのかも書き手の意思として

とても重要です。

書歴の短い方には書道史上基本となる古典をいくつか

ご紹介いたしますので、

是非多くの古典臨書にチャレンジして拠りどころとなる

古典に出会って欲しいと思います。

 

 

創作作品例

創作

「創作」は「古典臨書」の延長上に位置づけられる

表現方法です。

臨書によって培った運筆や表現方法に

個性と創意が加わります。

「どのように書きたいのか」という意思が尊重されると

同時にこれまでの古典臨書の成果が存分に発揮されます。

 

半紙から条幅へ、

公募展サイズの大作へのチャレンジも可能です。

専門指導をご覧ください)

 

また色紙やハガキなどの小品制作など、

各々の希望に合った作品作りを行っています。

作品は大小に関わらず、永く残ります。

 

時の経過に耐えうるためには

独りよがりに終わらないよう

確かな基本を手に入れることが大切だと思っています。

 

お気軽にお問い合わせください。

 

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渡辺翠波 書道研究所

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