書に寄せる心
渡辺翠波 書道研究所は、
これから、古典に出会うための勉強を始める方、
拠りどころとする古典を基盤に創作を目指す方、
美しいお手紙で心を贈りたいと思う方などに向け、
各々が書によせる想いを大切に指導いたします。
渡辺翠波 書道研究所では
一般・学生の毛筆・硬筆をはじめ
小・中・高を対象に国語・古典を
学ぶ国語教室を行っております
学生・一般へ向けた通常の書道教室のほかに、
小・中学校で書写・書道の指導を行う先生
のための「指導者向け対応」
書を専門に学びたい方のための
「専門指導対応」がございます。
また、通信指導対応も行っております。
お気軽にお問い合わせください。
講師紹介
ご挨拶
昨今、
多くの文章に目を向ける時 「自分らしさ」
の欠如に、寂しく思うことが少なくありません。
自分の思いを伝える場面でありながら、
インターネットや書物などの引用文が
その多くを占め、
形式的な表現に終始するのは、
受け取る側にとって物足りなさを
感じるものでしょう。
自分の言葉を自分の手で書き表すことは、
人に思いを伝える最良の手段と言えます。
また「文字を書く」という行為は日常生活
の中で最も基本となる自己表現です。
スムーズな意思疎通のためにも、
丁寧に分かりやすく、
そして何より 「心をこめて」
相手に思いを伝えたいものです。
また、思いもよらず人との
距離を求められた経験は、
文字を通して心をつなぐことの
大切さに改めて気付かされた思いがします。
「書」 の魅力はこうした日常の
身近なところに多く存在しています。
学校教育においては、小・中学校では 「書写」
高等学校での書道は 「芸術」に位置付けられ、
一般社会において は書塾やカルチャーセンターへ
の参加も多くあります。
情報社会に押されながらも、
こうした地道な動きの中には 各々が
活字では得ることのできない
「手書き」の良さや必要性を感じられて
いることもまた確かです。
当研究所では「書」に興味のある方々の
様々なご希望に応えることができるよう、
書歴の有無に関わらず受講される方の
側に立った指導を第一に心掛けています。
書は本来、自由なものです。
歴史に残る名家名品を鑑賞して、
「いいな」と感動を得るものに出会うこと、
「こんな風に書いてみたいな」と
思う書き手の意思が個性となります。
「感じて表現する」ことに作品作りの妙味があり、
オリジナルが生まれます。
気忙しい現代社会ですが、
時に流されないゆとりを持って「書」に
触れて頂ければと思っています。
渡辺翠波
研究所代表
わたなべ すいは
渡辺 翠波
1965年札幌市生 5歳から興朋寺住職、
梅園流石氏に書道を習う
藤女子中学・高等学校卒業
橘女子大学文学部国文科卒業
京都橘女子大学大学院
文学研究科言語文化専攻(書道)
修士課程修了
同大学にて日展名誉会員 吉川蕉仙、
日展会員 横山煌平の両氏に師事
修士課程修了後書道研究室研究生として
在籍ティーチングアシスタント兼任
公益社団法人日展会友
読売書法会理事
書学書道史学会会員
北海道書道連盟理事
中学・高校書道非常勤講師
渡辺翠波書道研究所にて指導にあたる
研究所顧問
わたなべ のりひと
渡辺 法人
筑波大学大学院教育研究科修士課程修了
元私立中学・高等学校教頭
元教育出版教科書編集・協力者
私立中学・高等学校非常勤講師
市内予備校講師